家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

自然の力を味方にする「パッシブデザイン」

エアコンの力を借りず、

夏は涼しく冬は暖かくする工夫

太陽と上手に付き合う

家族が健康に暮らす

家づくりを考えるとき、

じつは

「デザイン」も重要な

キーワードになります。

できるだけ

エアコンなどに頼らず快適に、

健やかに過ごせる家。

それを実現するのが、

自然の力を味方にする

「パッシブデザイン」の家です。

すでに体感しているように

太陽の位置は

季節によって違いがあり、

家の中に差し込む

太陽の角度が

季節によって変わります。

6月の夏至の時期には、

太陽の日射角度は約80度、

12月の冬至の時期には

約30度で、

同じ家でも季節によって

50度も違いがあります。

パッシブデザインでは

こうした自然の摂理を

上手に取り入れます。

たとえば、

夏は軒や庇で日差しを遮り、

建物内に入射しないようにして

涼しくします。

冬は建物の奥まで

日差しを取り込めるように、

上下2層のFIX窓と

吹き抜けを設け部屋を

ポカポカにます。

白系のクロスや建具にすれば、

光をさらに奥まで

反射させることも可能です。

また、

屋根に太陽光パネルを搭載した

二重屋根にすると、

外気の暑さや寒さの影響も

抑えることができます。

こうした工夫で

余計なエネルギーを使わずに

夏は涼しく、

冬は暖かく暮らせる家を

つくることができるのです。

金持ち父さんの

家づくりは欲張りです。

自然の恩恵を

十分に活かすことで、

快適な住空間を

実現するだけでなく、

省エネによる経済メリットも

手に入れているのです。

パッシブデザインの家には、

冬の日差しを

行き届かせる吹抜けがあり、

夏の日差しを避けるために

建物の南側に庇が出る

という特徴があります。

それを思うと、

なぜ大手ハウスメーカーが

同じような家ばかり

提案しているのかもわかります。

本日はこれまでです。

金持ち父さん貧乏父さんの家づくりからでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。