家づくりこぼれ話！
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
掃除と換気は
一酸化炭素中毒対策に役立ちます。
みなさん。
NITE（独立行政法人 製品評価技術基盤機構）
によると、一酸化炭素中毒による
死亡事故は毎年発生しているとか。
事故の事例として、
・停電時に携帯発電機（ガソリン燃料）を
屋内で使用したため、
一酸化炭素中毒になり死亡した
・ガス給湯器を使用中に
換気扇を使用していなかったため、
一酸化炭素中毒になり死亡した
などが、報告されております。
事故を防ぐポイントとして、
・携帯発電機は、
屋内では絶対に使用せず、
風通しの良い場所で使用する。
・給湯器や暖房器具を使用する際は、
こまめに換気する。
・給湯器やふろがまの給排気口を
ふさいだり、近くにものを置かない。
・降雪・積雪時には、
給排気口がふさがっていないか確認をする。
などが紹介されています。
該当する場合には十分に注意しましょう。
みなさん、
ガスや灯油は、正しく燃焼すると
二酸化炭素と水蒸気が発生します。
しかし、
酸素不足で不完全燃焼を起こすと
一酸化炭素が発生します。
その予防策として
最も重要なのは『換気』ですが、
ガスや灯油を燃料とする
湯沸器や暖房器具に、
燃焼に必要な酸素を
供給することも大切です。
火災予防法の一つとして
暖房器具の掃除は最も大切なことです。
その掃除は
一酸化炭素対策にも役立ちます。
ですから、
もしみなさんのお家で、
キッチンでガス湯沸器を使っているのなら、
ホコリやススはこまめに除去してください。
ついでに、
炎の色は正常か、水漏れやガス漏れ、
異音などの異常は無いかも
確かめてみましょう。
この時期、
頭痛や吐き気、めまいや不快感
などの症状が出た時は、
風邪や新型コロナなどの病気を疑いがちです。
しかし、
それらは一酸化炭素中毒の症状でもあります。
みなさん、換気は欠かせませんね。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。
