家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

音のインテリア

床材を選び、壁の色を合わせ、

さらにはカーテン・照明器具と

インテリアをコーディネートするのは、

自分の家ならではの楽しみです。

日々の暮らしの中で

いちばん影響を受けるのは

室内環境です。

理想の環境に浸りながら

快適さを感じています。

目に見えはしませんが、

その部屋にある空気も

大切な要素のひとつ。

空気の質、

その中でも今回は

音のインテリアについてのお話です。

木製本格派のスピーカー

音楽鑑賞で楽器と同じ役割を果たすのが

スピーカーです。

理想的なスピーカーもやはり、

木製にこだわったものになります。

さまざまな音響器具は、

真空管からダイオードへ、

そしてアナログのレコードから

デジタルへと進化してきましたが、

最後に空気を振動させて音を出す

スピーカーの原理は、

変わることがありません。

住まいに

音のインテリアを完成させるのには、

スピーカーは欠かせないものです。

スピーカー専用メーカーとしてこだわり、

世界的にブランドを築き上げた企業

DYNAUDIOの取り組みから

音のインテリアの完成に

迫りたいと思います。

デンマークのヘトランド半島に

DYNAUDIO社はあります。

1968年に創業されて、

一貫してスピーカー専業で

造り続けています。

工場というよりは

工房と呼ぶ方がふさわしく、

多くの職人が

スピーカーの製造に携わっています。

DYNAUDIOの

こだわりを象徴するのは、

スピーカーの生産に

必要な部品のほとんどを

この工房内で造り出していることです。

スピーカー本体はもちろんのこと、

振動させる装置のマグネットまで

工房内で製造しています。

各地から部品を集めて

製造している工場とは違い、

まさに職人による

手づくりの工房と呼びたくなります。

また、

DYNAUDIOのスピーカー本体は

すべて木製にこだわっています。

同じ工房内で

木材の本体加工がおこなわれています。

音質はもちろん、

製品の品質感を決める

木工の仕上げ工程まで

専用の職人が作業をしています。

本体は小さなスピーカーですが、

まるで

大工や左官などの職人が力を合わせて、

家をくみ上げているかのようです。

木材にこだわったスピーカーから

生み出された振動は、

家の木材に響いて

さらに深みを増します。

これで

音のインテリアとしての

すべての準備が整うことになります。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。