家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

資産価値のある家

住宅は資産になるのか?

住宅は耐久財なのか、それとも消費財なのか。

人生で一番高い買い物である住宅財産が、

耐久財か消費財かで大きな差があるのです。

財産といわれると、

耐久財と思われてきますが、

消費税がかかることを考えれば、

消費財としか思えませんよね。

なぜ消費財としての考え方が

普及してしまったのでしょうか。

本来の資産価値のある住宅の姿を

考え直しておきたいと思います。

消費税と消費者物価指数

住宅というものは、

本来は耐久財でなければならないものです。

しかし、

じつは住宅が耐久財なのか

消費財かという判断は、

国としても定められていないようです。

たとえば

政府省庁のあいだでも

扱い方は全く違います。

その代表は、

財務省と総務省の違いです。

財務省の消費税では、

新築住宅には課税されるので

消費財として扱われています。

でも

土地は消費財ではないので

消費税はかかりません。

そのため、

マンションの販売でも

わざわざ課税・非課税とに分けるために、

土地販売価格と建物販売価格を

分けて表示しています。

一方、

総務省統計局が発表している

消費者物価指数の変動調査の中に、

住宅価格は含まれていないのです。

それは、

単純に消費財ではないから、

という理由です。

住宅の物価指数には、

賃貸価格のデータが採用されています。

コロナとウクライナによる

世界的な物価高で

家賃も上がる傾向です。

消費税と消費者物価指数、

つまり

財務省と総務省で住宅が

消費財か耐久財かという

判断が分かれています。

さらに住宅の消費税については、

もっと不思議なことがあります。

それは、

中古住宅についての扱いです。

中古住宅の売買では、

個人間の売買で

消費税はかかりませんが、

不動産事業者が売主になると

消費税対象となります。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。