家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

コラム

日本という健康

「世界的な」という意味で、

インターナショナルと

グローバルという言葉があります。

どちらの言葉も

似たような意味ですが、

位置づけは全く大きく違います。

インターナショナルというのは、

世界のどこの国に行っても

統一されたものです。

たとえば、

インターナショナルホテルというのは、

日本でもアメリカでも、

ヨーロッパの国々でも、

そしてさらに、

先進国ではないどこの国々に

いっても変わらない質を持ったホテルです。

一方、

グローバルというのは、

一つの地域の文化が

世界に知れ渡ることを指します。

たとえば、

寿司という日本の食文化が、

世界中で食されるようになることを

グローバル文化といいます。

世界の中でも

歴史のある日本の文化は、

いろいろと

グローバル化を

果たしているものがあります。

他にも

武道や禅、

布団や畳などがあります。

グローバル化した

日本の文化の根底には、

歴史という持続性は

もちろんのこと、

健康というキーワードも

欠かせないように思えます。

特に和食については、

油を使わないで調理をして、

だし汁やうま味を生かし、

素材の味わいを深めたレシピは

世界無形文化遺産となりました。

そしてこの、

油を使わないことが、

健康食としての価値を

生み出しています。

畳を中心とした上足の生活や、

入浴の文化も

日本人の清潔感に支えられたものです。

清潔さは健康の基本です。

さらに、

柔道・剣道・相撲道・茶道・華道・書道は、

禅に通じて精神の健康性を求めています。

心を落ち着かせ、

スローライフを体現しているのです。

健康をテーマとした住まいを

考えるときには、

材料だけでなく

日本という健康も

盛り込んでおきたいものです。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。