家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

トクする家づくりは住む人にやさしい

環境づくりから

家の性能が住む人の健康を左右する。

そういわれると驚きますでしょうか?

実際に高性能な家に住むことによって

疾病率が大きく変わるという統計があります。

初期費用を惜しんで安い家を買い、

健康を害してしまっては経済的にも大きな損失。

家の性能には十分な投資をしておきたいものです。

健康な暮らしができるかどうかは

家の環境で決まる

慶応技術大学工学部の伊香賀俊治教授は、

建築環境工学が専門で、

『健康維持増進住宅のすすめ』(大成出版社)

などの本を書いています。

その伊香賀教授たちのグループが、

住宅の断熱性能と住む人の健康状態の関係を調べて、

「健康維持がもたらす間接的便益(NEB)を

考慮した住宅断熱の投資評価」

という調査報告を発表しました。

断熱性能の低い家から高い家へ引っ越した人、

およそ1万人の健康状態を追跡調査したものです。

その結果は、

いろいろな病気に関して、

驚くべき数値が並んでいます。

 

直接の関係が連想できる

アレルギー性鼻炎(花粉症)やアトピー性皮膚炎、

気管支ぜん息だけでなく、

糖尿病の人まで症状が改善されたというのです。

この調査でいう「断熱性能の高い家」とは、

平成11年の省エネ基準に基づいていますから、

現在よりもかなり緩いものです。

それでも、

住む人の健康状態を

大幅に改善してくれることがわかります。

断熱性能の高い家は、

光熱費などのランニングコストを減らすだけでなく、

医療費の節減効果ももたらすことがわかります。

これだけ顕著な結果が出ているのですから、

断熱性能を高めるためのコストに

厚生労働省(厚労省)が何らかの支援を

してもいいのではないかとすら思えるくらいです。

本日これまでです。

トクする家づくり損する家づくり からでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。