家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

災害に備えて

災害対策マニュアル

毎年のように、

大きな災害のニュースが報道されています。

地球温暖化もあって、

今や全世界的に災害が発生しています。

いつ、わが身に直接ふりかかることがあるかわからない災害と、

それに備えた家での対策についてまとめてみました。

水道のライフライン

電気が止まることで、

水道が使えなくなるケースも多くあります。

ペットボトルが普及して

緊急の飲用水の対処はできますが、

そのほかの生活雑水に困ります。

非常用にカップ麺が有用なのも、

じつは食後の食器の洗浄が必要ないからです。

下水が使えるようであれば水洗トイレは使えます。

水は、バケツ1杯ほどの水を

中心部に一気に流し込み、

後から静かに注ぎ足して使います。

それでも排水管の途中に溜まることがあるので、

時おり多めの水を流しておくのが良いでしょう。

こうした生活雑水に活用するためにも、

古くからお風呂の残り湯は

貯めておくのが良いといわれています。

ただし、

5歳以下の小さな子どもがいる家庭では、

浴室の子どもの溺水事故の可能性が高まります。

子どもが一人で風呂場に

入れないように注意してください。

ガスのライフライン

電気や水道に比べると、

ガスは中毒や火災・爆発などの不安があります。

でも意外と安全確保が、

しっかり検討されています。

その安全の根幹になっているのが、

マイコンメーターです。

昭和50年代末から普及が始まり、

阪神大震災でも有効でした。

都市ガスで97%、プロパンガスでも99%で

マイコンメーターが設置されています。

マイコンメーターは各家庭での

ガスの使用量を計算しているだけではなく、

使用状態も確認しています。

ガス漏れはもちろん、

大量流出や消し忘れ立ち消え等の異常も

感知して自動的に遮断されます。

震度4~5の地震でも遮断されるのはもちろんです。

そのため地震後には

復帰操作をしなければなりません(図表②)。

もし建物内に配管されたガス管に

損傷がある場合には、

この操作の過程でガス管内の圧力の変化を

読み取り復帰ができなくなります。

つまり住宅内でのガス漏れの心配はなく、

警戒が必要なのはマイコンメーターから

外側のガス管との間に損傷がある場合です。

しかもマイコンメーターは

家庭の電気系統から独立しています。

通常は10年間の

検満という特定有効期間が設定されており、

内蔵された電池で稼働しています。

復帰の手順さえ知っておけば、

ガスは心配ありません。

本日はこれまでです

おうちのはなしからでした。

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。