建てるのは誰? 設計図と見積もり!

こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。

 

 

休日のゴルフもお休みして、

家づくりに捧げていく覚悟は

つきましたでしょうか。

 

 

それでは次はいよいよ金額ですね。

 

 

こうして3社それぞれに

設計図と見積もりを

出してもらうわけですが、

 

 

前にも話しましたように、

 

 

3社とも打ち合わせで

話す家についての希望、

 

 

“間取りや設備など”

 

は同じにしてください。

 

 

そうでなければ、

根本的に違うプランが出来上がります。

 

 

当然価格が変わり、

比較ができなくなります。

 

 

もうひとつの注意事項ですが

見積もりを出してもらう場合、

 

 

他社にもお願いしている

あい見積もりである

 

ことは事前に伝えておいた方ほうが

よいでしょう。

 

 

内緒にしていても

特に問題になることではありませんが、

 

 

内緒にしていたがために

後々断りづらいこともあるからです。

 

 

さていよいよ、

3社とも設計図と見積もりができてきました。

 

 

ふたを開けてびっくり!

 

 

同じ希望で同じ条件を提示しているにもかかわらず、

3社とも設計図がそれぞれ違います。

 

 

そうです。

違って当然なんです。

 

 

会社によって

材料、単価、設計者がそれぞれ違うんですから。

 

 

同じような設計図ができてきて、

あとは金額だけを比較検討すれば済むと

思っていた人にとっては、

比較しなといけないことが

あまりのもたくさんで、

 

 

頭の中がパニックになってしまうかもしれません。

 

 

まずは設計図、

次は一緒に渡される仕様書を見て、

材料や設備のチエックをしてください。

 

 

自分が出した要望は

すべて反映されていますか?

 

 

ここでのチエックを怠り

あとでやっぱり変更となると、

予算オーバーになることもあります。

 

 

打ち合わせ時の議事録をもう一度見直し、

抜けている点はないか、

しっかりとチエックしておきましょう。

 

 

それぞれのチエックが終わったところで、

いよいよ一番頭の痛い、金額の比較です。

 

 

「ここが一番安いな・・・」

 

 

安くて質の悪い材料を

使っているかもしれません。

 

 

「うわっ!高いな~」

 

 

その分きめ細かな設計かもしれません。

 

 

「いや待てよ、とりあえず高く見積もっておいて、

あとから値下げしてお得感を出すつもりかも……」

 

 

そういったところもたくさんあります、

 

 

実は、建築業界では

どこまでを建築費に

含めるか含めないかという基準がないため、

各社バラバラの見積金額が出てしまいます。

 

 

そのあたりをどう比較検討していくのか、

正直難しいところです。

 

 

また、まずは高めの価格設定をし、

そこから相手の出方を見て

どんどん下げていくという施工業者もいます。

 

 

それでは

あい見積もりの意味もありません。

 

 

どうしても決めかねる、

不安が付きまとうようでしたら、

第三者の専門家に判断をゆだねるという手もありますが、

 

 

そうすると当然、費用がかかります。

 

 

本日はここまでです。

 

 

では、では。

 

「家づくりを通じて、

    ご家族が幸せになるお手伝いをする」

 

私の使命です。