家づくりこぼれ話!

こんにちは 
建物と土地とお金のプロ菅原です。

住まい文化の栞
ガンギとジェッテイ
ガンギをご存じでしょうか。
新潟などの雪国でよくみられる
民家の家のつくりで、

町屋の通り沿いに
アーケードのような雪除けの屋根を
連ねたものです。

伝統的な民家の一種であり、
古い街道沿いに建つ
店舗付き古民家では、

信州でもよく似たつくりの
街並みを見ることができます。

この「ガンギ」という言葉は、
船着き場の
桟橋を指す際にも使われ、

雁行するように突き出した形を
イメージさせる、

日本ならではの
住まい文化の言葉のひとつです。

興味深いことに、
イギリスにもよく似た仕組みと
名前が残っています。

馬車が往来した通りに建てられた
都市型の古民家で、

なんと
400年前から続く伝統住宅です。

ガンギと同じように、
2階部分が通りへ張り出し、

馬車や歩行者は
その下を通ります。

中には3階部分まで
突き出した家もあります。

イギリスではこのような古民家を
「ジェッテイ」と呼びます。

この語にもじつは「桟橋」
という意味があります。

突き出す“ジェット”
のイメージを持つ言葉で、

英語圏で
「ジェッテイ通り」とあれば、

桟橋へと続く道路である
可能性が高いのです。

日本とイギリスの間に
当時交流があったとは
考えにくいのに、

住まいの工夫から
言葉の概念まで似通っているのは
不思議なことです。

人の暮らしを支える発想には、
どこか共通する原点が
あるのかも知れません。

本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。