家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

茶烟一榻擁書眠

台湾のお医者様との

ご縁がありまして、

その先生のご自宅を訪ねると、

「茶烟一榻擁書眠」

という一行詩

壁にこの詩が掲げられていました。

意味を尋ねると、先生は

「お茶の香りに包まれ、長椅子に身をゆだね、

本を抱えたまま眠るようなひととき」

と教えてくれました。

その瞬間、

日々仕事の緊張を背負い、

常に“ON”の状態で

過ごしていた私の心は、

ふっと解き放されたのです。

これこそが、

ストレスのない贅沢な時間なのだ

と深く感じました。

若かった当時、

私は、「茶烟」という言葉から、

釜で湯を沸かす湯気の風景を

思い描いていました。

けれども年月が過ぎ、

ある日ドキュメンタリー番組で見た

中国茶の旅の場面が、

そのイメージを

大きく変えてくれました。

炭火に瓦をのせ、

茶葉をゆっくりと炒る姿。

立ちのぼる煙は、

ただの湯気ではなく、

茶葉が目覚める瞬間の香りと

温もりでした。

「茶烟」とは、

まさにこの風景を指すのだと

腑に落ちたのです。

お茶は

身体を潤す飲み物であると同時に、

その一連の所作そのものが

心を解きほぐしてくれます。

釜に湯を沸かす音、

茶葉老いる香ばしい匂い、

急須から立ち上る湯気。

そこには、

慌ただしい日常の時間とは

異なる静かなリズムが流れています。

さらに、

この詩を味わうと、

茶を待つ間に本を開き、

そのまま心地よく眠りに

落ちてしまう風景が浮かびます。

お茶を点てる時間、本を読む時間、

眠る時間。

そのいずれもが

「自由の恵み」であり、

人生における

もっとも贅沢な瞬間なのでしょう。

「茶烟一榻擁書眠」。

この短い詩に込められた世界は、

今も私に、

静けさの中で生きる豊かさを

思い出させてくれます。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。