家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
秋の落葉樹を観察しましょう
紅葉の季節になると、
今は亡き祖父母の家を思い出します。
子どもの頃、玄関前のモミジが紅葉し、
少し離れた池に
葉が舞い落ちる様子を眺めるのが
秋の楽しみの一つでした。
そのほかにも、
みんなで落ち葉を投げ合って遊んだり、
落ち葉のじゅうたんを踏んで
落ち葉を粉々にしたり。
「チビッ子たちが遊んだあとの
落ち葉掃除は大変だっただろうな」
と気づいたのは、
ずいぶん後のことでした。
■落葉樹の特徴
新緑、紅葉、落葉と、
季節による変化を楽しめます。
窓の近くに植えると、
葉が生い茂る夏は日差しを遮り、
落葉した冬は日差しを通してくれます。
今の時期は、
落葉樹の変化や落ち葉の観察に最適です。
落葉樹を植えている一戸建てのほか、
公園や店舗などの落葉樹の様子も
観察しましょう。
■注意点
庭の落ち葉を放置すると、
見た目が悪いだけでなく、
落ち葉に虫が住み着いたり
シロアリの餌場になることがあります。
掃き掃除をしやすいのは、
砂利を敷いた庭より
タイルなどの平坦な庭ですが、
その分、
外構費用の調整が必要になりそうですね。
雨どいの落ち葉を放置すると、
雨どいが詰まって逆流したり、
溜まった雨水の重さが原因で、
雨どいや外壁を傷めることがあります。
新築工事中に
落ち葉除けネットなどの対策をすると、
それらのリスクを減らせるだけでなく、
足場の設置費用を節約できます。
また、
・害虫が発生しやすい
・繁殖力が旺盛
・ニオイが強い
といった特徴を持つ樹木は
管理の手間が増えます。
管理の手間を減らしたい方は、
慎重に検討しましょう。
■トラブル
落葉樹の管理を怠ると、
・隣家や道路に枝がはみ出ている
・隣家や道路に落ち葉や花びらが落ちる
・落葉樹が鳥の棲み処になり
騒音やフン害が発生する
・果実に虫や鳥が集まる
・落下して潰れた果実が臭くて汚い
・落下した果実によって
通行人がけがをしたり車に傷が付く
などが原因で
ご近所トラブルになる可能性があります。
そのため、
・定期的に剪定する
・地植えではなく鉢植えにして成長を抑制する
・隣家や道路から離れた場所に植える
などの方法でトラブルを回避しましょう。
■鉢植え
落葉樹を鉢植えにすると、
水やりの手間は増えますが、
根を張れる場所が限られる分、
成長を抑制できます。
また、猛暑や台風の時に
安全な場所に移動させることもできます。
最初から地植えにすると、ぐんぐん成長して
2階の雨どいにまで
落ち葉が溜まることがあります。
隣家や道路との距離が近い場合は、
まずは鉢植えで様子を見た方が
良さそうですね。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

