家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
あなたの使い勝手はどっち?
間取りの良し悪しを決めるのは、
住む人の
使い勝手によって決まります。
しかし、
住む人の住まい方、
家の使い方もさまざまです。
よりよい暮らしを願って
設計を進めるためにも、
家の使い方の詳細をしっかり
お聞きしておかなければなりません。
使い勝手に大きく影響する
水周りについて意見をお聞かせください。
洗濯機はどこに?
水回りの使い道としては、
最後に洗濯機の場所も
使い方によって
変わる可能性があります。
もっとも一般的なのは、
やはり浴室の隣の洗面所に
設置することだと思います。
浴室に近ければ近いほど、
お風呂の残り湯を
使うのには便利です。
水資源を節約することは、
大事な心がけであることは
間違いありません。
また、
浴室の近くであれば、
脱衣した服を、
あまり移動しないで
洗濯機にかけることができ、
合理的でもあります。
一方、
家事動線を考えて、
洗濯機をキッチンの一部もしくは、
すぐ隣に設置を
希望する人もいます。
乾燥まで含めた
新しい洗濯機が開発され、
さらには静音設計の洗濯機に
人気があるのも、
居室に近い場所に洗濯機を置くニーズが
増えているからこそです。
また、
共働き世帯が増えていることも
一因です。
洗濯機の場合は
ほかにも考えられます。
それは干す位置に近い場所に
置くことです。
洗濯物を外に干すことを考えれば、
たとえば勝手口に置くことも
考えられます。
あるいは、
玄関に設けたクローゼット内に
設置することも考えられます。
もちろん、
この洗濯機の使い方も、
どれが多数でどれが正しい
ということもありません。
その設置場所に合わせて、
洗濯機の選び方も変わります。
本当に満足する家にするには、
こうした使い方の情報を
しっかり発信しなければ
設計者もデザインが進みません。
欲しい部屋数やデザインの
傾向だけではなく、
本当の暮らしを支えている、
水周りの使い方を、
しっかり整理してみてください。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」 私の使命です。