家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
かたさとしなやかさ
骨が発掘されることがあります。
他の臓器とは違い骨は丈夫です。
元はといえば口から栄養素を摂って
成長してきたものですから、
生物が生み出してきた
身体の仕組みは、
完璧としかいいようがないほど
よくできています。
そしてそれらの多くは、
絶妙な組み合わせによって
成り立っています。
脊椎動物の骨は、
主に炭酸カルシュウムと
コラーゲンでできています。
炭酸カルシウムが
骨の硬さの元ですが、
それだけではもろく
折れやすくなってしまいます。
コラーゲンは繊維状になった
動物性タンパク質で、
もろさを補うための
しなやかさを生み出してくれます。
炭酸カルシウムと
コラーゲンを組み合わせて、
かたくてしなやかな骨を
身体の中心に自然は持たせたのです。
使われている成分は
まったく違いますが、
植物の構造も似ています。
草や葉っぱは
すぐに朽ち果ててしまいますが、
木の太い幹は
簡単にはなくなりません。
樹種にもよりますが、
千年以上も地中に埋まっていた木が
掘り起こされて
使われる場合もあります。
こうした木材の場合は、
主にセルロースとリグニンが
その成分とされています。
セルロースはいわゆる植物繊維で
しなやかさを生み、
リグニンが固さを生み出します。
このリグニンが自然界では
分解しにくい成分だからこそ、
木材は長持ちする性質を
持つことになります。
動物と植物は栄養素の摂取方法が
違うので成分こそは異なりますが、
自然界の力の
似たような仕組みに支えられて、
サステイナブルを実現しています。
日本刀のタタラも
伝統技術で似たような
構造になっています。
鉄筋コンクリートも同様の
構造といえますが、
残念ながら歴史が
あまりにも短すぎます。
いずれにしても、
かたさとしなやかさを
兼備しているものが、
持続可能性を支えてくれます。
骨と木材のすばらしさを
再認識させられます。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

