家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
能登半島地震被害詳報
悉皆調査から見る住宅の地震対策
石川県能登半島で発生した
地震による直接死は228人、
行方不明者2人に加え、
避難生活や環境悪化などに
起因する関連死は
700人を超えています。
住宅被害は1府10県に広がり、
全壊6,520棟という
甚大な被害が確認されました。
2025年12月23日に公表された
最終とりまとめをもとに、
住宅被害の実態と、
今後私たちが
住まいについて考えるべき視点を
整理します。
年代別に見る被害リスク
悉皆調査の結果を見ると、
築45年以上の木造住宅では
約2割が倒壊・崩壊しています。
倒壊した714棟のうち、
じつに92.7%が
築45年以上の建物でした。
能登半島地震における
直接死の約4割が圧死で
あったことを考えると、

倒壊を防ぐことを目的とした
新耐震基準が、
人命を守る上で大きな役割を
果たしてきたことが分かります。
一方で、
築45年以上の住宅でも
耐震改修を行った38棟では
倒壊例がありませんでした。
内訳をみると、
無被害 □が13棟(34%)、
軽微~中破 □が22棟(58%)、
大破 □が3棟(8%)
となっており、

耐震改修の有効性が
数字として示されています。
2000年以降に
新築された住宅でも、
倒壊が4棟確認されていますが、
その内1棟は築100年程度の
古民家を移築したものでした。
残る2棟については
図面を収集して分析した結果、
壁配置のバランスが不適合であり、
さらに1棟では
壁量規定自体も満たしていないことが
確認されています。
基準が存在していても、
それが守られなければ
倒壊のリスクがあるという現実が
示されています。
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

