家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

住まい文化の栞

フランス人の住まい

オランダから始まった

「子どもを大切にする核家族」

という風潮は、

現代では多くの先進国にも広がり、

似たような住まい観を

持つようになっています。

人生で最も大きな買い物の

一つである住宅取得と、

家庭内における子供の存在には、

何らかの関連があっても

よいように思えます。

しかし、

残念ながらその関連性を示す

明確なデータはありません。

ところが、

オランダの事例を考察する中で、

かつて子どもを厄介者扱いしていた

とされるフランスに、

興味不快データが

あることが分かりました。

それは、

社会学者ピエール・ブルデューが

『住宅市場の社会経済学』

(藤原書店・山田悦夫・渡部純子訳)

で書いています。

フランスの

国立人口統計学研究所(INED)

の調査によると、

住宅ローンを組んで

新たに住宅を取得する家庭の

約9割が既婚夫婦であり、

家を購入するという行為は

ライフステージの中でも

特に結婚や子どもの誕生といった

重要な局面で強く意識されている

と推測しています。

また、

中流階級の給与所得者や

富裕な階級の住宅所有率は、

多くの場合、

扶養する子供の数と比例している

ともいわれます。

つまり、

子どもの数が増えるほど、

新たに住宅を取得しようとする

傾向がみられるのです。

このような分析は

フランスでも容易ではなく、

同研究所の調査内容に

社会階層ごとの詳細データが

あるからこそ、

住宅取得と家族構成の関連性が

明らかになっていきます。

いずれにせよ、

社会学者が住宅取得の

きっかけを探る際には、

子どもの存在は

重要な要素として

浮かび上がることが分かります。

日本書紀や古事記などの中で、

「住まい」を「巣まい」

と表記することがあるのも、

家と子育てという普遍的な感性に

根ざしたものだったのかもしれません。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。