家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

ストリートビューの家旅

世界の家から学ぶ住まい文化

世界の住宅を旅すると、

家が語る文化や暮らしの思想が

見えてきます。

アルプスの3階建てに

込められた共生の知恵、

ヨーロッパのバルコニー文化、

そして各地に残る住まいの美学。

変わりゆく

日本の住宅を見つめなおし、

これからの街並みの姿を

想像したくなる風景です。

ポニーウォールの知恵

ヨーロッパの家を観察していると、

床下に小さな窓を持つ住宅を

しばしば見かけます。

これは

「地下室」ではなく、

ポニーウォール」と呼ばれる

半階分の高さの空間です。

名前の由来は、かつて家の一部に

馬屋を組み込んでいた時代にあります。

馬が入れるほどの高さの壁を設け、

その上に居住部分を重ねたことから

「ポニー(小馬)の壁=ポニーウォール」

と呼ばれるようになりました。

この構造は、

冬の寒さを防ぐための

断熱層としても機能し、

現在では収納や設備スペースとして

活用されています。

完全な地下室ではないため

湿気がこもらず、

外気との換気も可能です。

小さな家であっても、

半階分の工夫によって

空間を増やすこの方法は、

生活の知恵として

非常に合理的です。

雨の多い日本では同じ構法を

そのまま採用することは

難しいかもしれませんが、

「生活空間の下に緩衝層をつくる」

という考え方は、

湿気対策や防災の面でも

大きなヒントになるはずです。

第5の部屋

オーストラリアの住宅地を

上空から眺めると、

広大な土地に

平屋がゆったりと並んでいます。

そこでは

「5th Room(第五の部屋)」

と呼ばれる屋根付きの

屋外空間が一般的です。

紫外線の強い気候のもと、

日差しを遮りながらも

外気を感じられる場所として、

家族や友人が集う空間に

なっています。

屋内でも屋外でもない

中間的な空間を持つことが、

豊かな暮らしの

象徴になっているのです。

自然と共にあることが

生活の一部として

受け入れられている姿勢に、

住宅文化の成熟を感じます。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。