家づくりこぼれ話!

こんにちは 
建物と土地とお金のプロ菅原です。

ストリートビューの家旅
世界の家から学ぶ住まい文化
世界の住宅を旅すると、
家が語る文化や暮らしの思想が
見えてきます。

アルプスの3階建てに
込められた共生の知恵、

ヨーロッパのバルコニー文化、
そして各地に残る住まいの美学。

変わりゆく
日本の住宅を見つめなおし、

これからの街並みの姿を
想像したくなる風景です。

外観は地域の「記憶」
ヨーロッパの家々を見ていると、
どの窓も上下階で整然と並び、
外観に統一感が保たれています。

これは偶然ではなく、
街全体の美しさを維持するための
文化的な合意です。

外観の秩序は、
個人の自由を犠牲にしてでも
守る価値があると
考えられているのです。

家は個人のものでではありますが、
街並みの一部でもあります。

外観を整えるということは、
地域の「記憶」を
未来に受け継ぐことでもあります。

日本では、間取りや
内部の快適さが優先されるため、

窓の位置が
外から見ると不揃いで、

家ごとにデザインが
ばらばらになりがちです。

個人を尊ぶことは
悪いことではありませんが、

家を
「地域の文化の一部」として
考える視点が、
必要なのかもしれません。

標準化された自由
フランス西部の郊外では、
同じ形の家が整然と並んだ
住宅地が見られます。

一見すると
日本の分譲地のようにも見えますが、

そこに流れている思想は
全く異なります。

外観の形や色は共通していても、
家の中の使い方、庭のしつらえ方、

ガレージの利用方法は
すべて住まい手に任されています。

つまり、
統一された外観の中に、
無限の生活の多様性が
存在しているのです。

標準化は「制約」ではなく、
「自由を支える骨格」
として受け入れられています。

オランダでは、
15~17世紀の時代から
すでに核家族化が進んでいたことが
記録に残っています。

当時のヨーロッパでは珍しく、
夫婦と子供という小さな単位で
一つの家に暮らしていました。

それは、
個人が自立して生きることを尊重する
社会であったことを示しています。

体格の大きなオランダの人々が
小さな家に暮らすという
一見不思議な状況も、

じつは
「独立した生活を営む誇り」
を意味していたのです。

現代のオランダの街を
ストリートビューで歩いても、
その精神は失われていません。

本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。