家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

屋根のはじまり

屋根から見える過去と未来

閉幕した大阪万博、

その象徴である大屋根リングも

話題になりました。

6万㎡を超える世界最大の

木造建築物としてギネスにも

登録された大屋根は、

どのパビリオンよりも

万博を象徴しています。

ひとつの建物を考えた時にも、

屋根はその建物の

最も目立つ場所に存在します。

それは、私たちが建てる家でも

同じではないでしょうか。

重たい屋根

太陽光発電を搭載すると、

重いと思われるかもしれませんが、

じつは意外と軽量です。

また、

緩い勾配の屋根材も同様に

軽量のものが多いといえます。

それに対して、

草ぶきや檜皮葺・杮葺も、

基本的には何層にも厚く葺くので

重たい屋根となります。

瓦葺の屋根も、

当然重たい屋根です。

重たい屋根にすると、

地震で不利になるといわれます。

現実に、

現代の耐震基準で強度を

計算するときには、

建物の重さで

地震力が大きくなります。

しかし、

古代の知恵では、

逆に考えていたとしか

思えないところがあります。

厚く葺いたり、

瓦を載せたりすることはもちろん、

さらに塔では相輪という

金属の装飾を載せます。

大きな屋根をかけて、

重たい屋根でしっかり

押さえつけることが、

丈夫になると考えていたのでは

ないかと思われます。

現実の構造計算でも、

柱が土台から引き抜かれるように

壊れることが想定されています。

重たい屋根にすれば、

そのような柱を引き抜く力を、

上から押さえつけることができます。

また、塔などでは、

地面は動いても重たい相輪と屋根は

あまり動かないという、

柔軟な構造の考え方が

あったのかもしれません。

さらには、

熊本地震での事例のように、

熊本城は瓦を落とすことで

エネルギーを減少させた

という考え方もあります。

決して重たい屋根が、

地震に弱いとは限りません。

たとえ

瓦屋根のように重たい屋根でも、

相応の強度の壁を配置さえすれば

対応できます。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。