家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

屋根のはじまり

屋根から見える過去と未来

閉幕した大阪万博、

その象徴である大屋根リングも

話題になりました。

6万㎡を超える世界最大の

木造建築物としてギネスにも

登録された大屋根は、

どのパビリオンよりも

万博を象徴しています。

ひとつの建物を考えた時にも、

屋根はその建物の

最も目立つ場所に存在します。

それは、私たちが建てる家でも

同じではないでしょうか。

象徴となる屋根

大阪万博の大屋根は、

「多様でありながら、ひとつ」を表す

シンボルとして建てられました。

世界最大の木造建築物を

支える構造には、

日本の伝統的な工法である

貫接合が使われています。

まさに清水寺の舞台を

思い起こさせる風景であり、

じつは高さもちょうど似たような

高さになっています。

この大きな屋根を、

しかも木造で架けることは

万博のメインイベントでもあり

文化を象徴していました。

考えてみれば、

屋根をかけることが、

人類が初めて建築を手がけた

瞬間ではなかったでしょうか。

鉄やコンクリートどころか、

こうして木材を

自由に扱える時代の前には、

人間が屋根をかけることは

できなかったはずです。

フランスのラスコー洞窟には、

およそ2万年前の

クロマニヨン人が描いた、

動物や人間の絵が残されています。

南アフリカの

ライジングスター洞窟からは、

未知の人類とされる

ホモ・ナレディの骨が発掘され

埋葬の風習があったとされています。

洞窟は、

原子の人類にとって格好の住居でした。

やがて自然の洞窟を出て、

自分たちで

家を建てるようになりますが、

その時には屋根をかける知恵が

必要となります。

石で壁を作るにしても、

木で柱を立てるにしても、

屋根を架けなければ、

雨風をしのぐ建物にはなりません。

それは遠く離れた

大陸の東の文明でも同じことです。

太古の東アジアで生まれた漢字でも、

屋根の形を象徴した『宀』が、

『家』の部首として使われています。

やはり屋根を架ける知恵を

誰かが考えだし、

それが

家の始まりであったのだと思います。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。