家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
リビングVSダイニング
どんな家に住んでいますか。
そして、
どんな家に住みたいですか。
そんな時、
おそらくリビングやダイニングでの
家族の風景を想像しているのでは
ないでしょうか。
どちらも家族で過ごす大事な時間を
受け止めてくれる部屋です。
暮らしを豊かにしてくれる
2つの空間の役割と、
上手な使い方を考えてみましょう。
新しいLIVING
これからの順序は、
上から下に「ながら視聴」から
「専念視聴」へと並べてあります。
たとえ上の方にある番組でも、
録画してから見るのであれば、
「専念視聴」
に近い状況にあるといえます。
リビングやダイニングに
あるテレビには、
じつは、
「ながら視聴」の傾向があります。
家事をしながら、食事をしながら、
子どもを見守りながら、
というテレビの見方です。
そこで、
リビングやダイニングとは呼ばずに、
家族が過ごす多目的な空間として
ファミリールーム
と呼んでみてはいかがでしょうか。
ファミリールームの主体は、
その名の通り家族にあります。
家族のコミュニケーションを
邪魔するような
存在にならないように、
テレビの大きさも抑えるほうが
良いのかもしれません。
これに対して、
映画やドキュメンタリーや
YouTubeなどは、
主に少人数で集中してみることが
多いのではないでしょうか。
そのシチュエーションを考えると、
広い空間に向かってテレビがあるのが
適切であるとは思えません。
少人数で専念して視聴するためには、
少し狭いくらいの空間に
大きなテレビジョンが設置されれば、
集中力も高まります。
こだわりのソファも置いて
音響設備も整えれば、
ホームシアターのように
楽しむことができます。
この空間ばかりは、
壁にも思い思いの
デコレーションを施して、
心ゆくまで時間を忘れるような
空間にできれば最高です。
もちろん、
テレビにこだわる必要もなく、
大切なことは、
自分や家族の暮らしを
豊かにすることに使うのです。
生き生きとした空間ができれば、
まさに生きている部屋としての
新しいLIVINGになります。
囲炉裏端を受け継いだ
日本人の暮らしには、
ダイニングから派生した
広々としたファミリールーム
がありました。
このファミリールームの側に、
6畳ほどの空間をつくり、
自分と家族の暮らしを楽しむ
こもれる部屋にしてみませんか。
その狭くても新しい部屋が、
本当のLIVINGになってくれます。
最後にもう一度お聞きしましょう。
□こもれる新しい部屋が欲しい
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

