家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

リビングVSダイニング

暮らしを豊かにする家には・・・

どんな家に住んでいますか。

そして、

どんな家に住みたいですか。

そんな時、

おそらくリビングやダイニングでの

家族の風景を想像しているのでは

ないでしょうか。

どちらも家族で過ごす大事な時間を

受け止めてくれる部屋です。

暮らしを豊かにしてくれる

2つの空間の役割と、

上手な使い方を考えてみましょう。

リビングはどこに?

工務店に構造材を出荷している

プレカット工場のデータかでは、

LDKの

平均的な広さは17.6畳です。

その空間に対面キッチンを設置し、

向かいにテーブルを置けば、

そこがダイニングになります。

そして残った空間をリビング

と呼んでいるのが実態です。

キッチンに4畳、

ダイニングに6畳のスペースが

割かれればおおよそ8畳弱の

リビングができるということです。

建売住宅なら、

まさに見本となるような

平均的なマドリです。

注文住宅であれば、

自分たち家族の暮らし方に合わせて

家をデザインすることも

できるのですが、

平均化すると

個性は失われやすいものです。

結果的には、

LDKというイメージや名前だけが

残っているのが現実なのかもしれません。

具体的に食事をする部屋としての

ダイニングに、

目的の見えないリビングは

勝てないのです。

それは、

夢のある家を考える時には

少しマイナスイメージに

なるかもしれません。

あらためてここでお聞きしましょう。

□リビングよりダイニングが大切

□ダイニングよりリビングが大切

考えてみれば、

伝統的な日本の家には囲炉裏があって、

それを囲んで

家族が過ごしていました。

その囲炉裏の間は、

そのまま家族のダイニングでもありました。

日本人のDNAに刻まれた

ライフスタイルだと思えば、

ダイニングは囲炉裏の空間を

継承しているのかもしれません。

それに対して、

リビングは暖炉のある西欧の

ライフスタイルです。

ながい時間をかけても、

なかなか暖炉のあるリビングを

楽しむ文化は身につかなかった

ということです。

そして、

3分の1の家庭では、

リビングでも床に座っています。

でも、

今どきのデザイン住宅を考えるのに、

リビングはどうしても

忘れることのできない空間でもあります。

このジレンマを、

どのように解消すればよいのでしょうか。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。