家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
日本人の家
私たちの住んでいる家とは?
いよいよ訪日外国人数4000万人が
見えてきました。
数が増えるにつれて、
人気のある観光地から、
日本人にも知られていない
地方の穴場に
訪れる人も増えています。
さらに、
多くの外国人が私たち日本人の
生活風景を垣間見ることになります。
あらためて、
私たち日本人の住んでいる家とは、
どんな家なのでしょうか。
シンプル・ライフ
日本人の家にある清潔感は、
政府観光局が、
外国人観光客に
日本の魅力を伝えるために、
畳を施した日本間の写真を
掲載しているような

そのままシンプルな
インテリアと重なります。
しかし、
シンプルだからこそ生活感のない
インテリアにするのは、
現実の生活を考えると
大変な努力が要ります。
どうしても、
生活するために必要なモノが、
あちらこちらに
置かれてしまうのです。
とくに、子どもがいれば、
成長と共に必要なものが
増えるばかりです。
もちろん、
モノを減らしてゆくのが
いちばん大事なことですが、
なかなか
手放せないモノもあります。
こうした中で、
シンプルなインテリアを
可能にするには、
収納計画が欠かせません。
伝統的な日本の家には、
納戸という収納空間が
欠かせませんでした。
表に飾る以上に
納戸に収納している調度品の
品揃えがなければ、
季節に合わせた室礼を
実現することもできません。
古い時代以上に
モノに溢れた現代でこそ、
同じ納戸を使いこなさなければ
雑多な家を
回避する手立てはありません。
そして、
納戸からの出し入れを
面倒と思わないことが、
日本人の家らしい
豊かな暮らしにつながります。
絵や掛け軸は、
飾りっぱなしではなく、
季節やイベント・来客に合わせて、
室礼にこだわることこそ
日本人の家に
通じているのではないでしょうか。
清潔さと合わせて
おもてなしの心が、
外国人旅行者にとって
観光地とは違う感動を
与えてくれるキッカケになるはずです。
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

