家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

屋根の革命 屋上利用

‘おそら’を手に入れませんか

毎年80万戸ほどの家が建てられていても、

全世帯の住宅数の2%にも足りません。

戸建て注文住宅ともなれば、

さらにその半分以下です。

近年になって家をつくるときの

自由度は大きく進化しましたが、

家のスタイルというのは、

なかなか変わりにくいものです。

でも、屋根は片流れが増え始め、

技術力も進み

緩勾配も可能になりました。

そこで、

屋上利用という屋根はいかがでしょうか?

プラスαの土地

日本の家の中でも、

陸屋根が広まっている地域は、

北海道と沖縄です。

沖縄は決して雨の少ない

地域ではありませんが、

戦禍とアメリカ統治を受けて、

鉄筋コンクリートの家が普及することで

陸屋根の家が増えました。

北海道は都市型の中で、

家の周りに雪を落とさない

無落雪屋根として陸屋根が広まりました。

これもやはり、

防水技術が進化したからこそ

できたことです。

もちろんその技術は、

木造住宅でも活用できます。

いまでは、

日本のどの地域でも、

陸屋根スタイルの住宅を建てることが

できるようになりました。

特にモダンなデザイン住宅には

陸屋根の技術はとても有用です。

しかも思っている以上に、

意外とコストが

かかるものでもありません。

屋根材を和瓦で葺くことと比べれば、

コスト的にはそれほどかかりません。

あるいは、たとえ坪100万円を

超えるような家であっても、

屋根だけのコストと考えれば

10数万円の費用でできることであり、

屋根を葺くコストとの差額となれば、

さらにわずかな費用で、

陸屋根ができるはずです。

また陸屋根といっても、

水が流れるほどの勾配は必要です。

もちろん日常的に普通に歩いて、

屋上として使うことができます。

このような屋上利用は家の上に、

新しい土地を

手に入れたことと同じことです。

そのように考えると、

とても単純な損得勘定が

できるようになります。

土地の価格が

10万円以上する地域であれば、

屋上利用ができる陸屋根は、

新しい利用価値のある土地を

安く手に入れたのと一緒です。

その土地が

日当たりや景観が良ければ、

さらに価値が上がります。

空に近い屋根なら、

その可能性も高くなるでしょう。

ただ、

屋上という土地が手に入っても、

上手に使わなければ無駄になります。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。