家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
注文住宅が完成するまでの
スケジュールは?
建売住宅やマンションのように
完成している住居を購入する場合、
売買契約や住宅ローン契約などの
手続きを終えたら入居できます。
そのため、
入居日までの計画を立てやすいものです。
(住宅ローンの審査が通らないなどの
事情があれば別ですが)
一方、
注文住宅を新築する場合、
どの段階にどれくらいの時間が
必要かわかりにくいですよね。
場合によっては
「子どもの入学前に
引っ越したいのに間に合わない!」
という可能性もあります。
そこで今回は、
注文住宅を新築するために
どれくらいの時間が
かかるのかについてお伝えします。
スケジュールは?」
■業者選びと土地選び
新居でどんな生活をしたいのかを
家族と話し合い、
それを実現する手段として
『注文住宅の新築』を選択した場合、
新築予定地を商圏とする業者の中から、
あなたの家づくりに合う業者を選びます。
ネット上でもある程度の
情報収集はできますが、
見学会などで実際の家づくりを見たり
勉強会などのイベントに
参加したりすることで
業者との相性がわかってきます。
2~3社まで候補を絞ったら、
相見積もりなどを経て
施工業者を決めます。
業者が土地を紹介したり
候補地に同行して
アドバイスをする場合もありますが、
業者選びをしながら
施主が単独で探す場合もあります。
業者と土地を数か月で探せる方もいれば、
なかなか出会えずに
半年以上かかる方もいます。
思い入れやこだわりが強いほど、
業者選びと土地選びの時間は
多めに想定した方が良さそうです。
■打ち合わせ→契約
まずは、
家づくりに対する要望や優先順位をもとに
最初のプランが完成します。
その後、
打ち合わせを重ねてプランを手直しします。
5回程度で打ち合わせを終えて
契約に進む方もいますが、
家族内で意見がまとまらなかったり、
予算との調整が難航して
時間がかかる場合もあります。
目安は、数か月から半年程度です。
■契約→着工→引き渡し
住宅ローンの申し込み、地盤調査、
地鎮祭などを終えたらいよいよ着工です。
工事の期間は、
ハウスメーカーは3か月前後、
工務店は半年前後が目安とされています。
手作業や複雑な工程が多いほど
時間がかかるので、
具体的な目安については
担当者に確認しましょう。
引き渡し日について希望がある場合は、
念のため、早めに伝えておきましょう。
■長期化
梅雨や台風など、
悪天候により工期が遅れることはあります。
それ以外にも、
想定外のトラブルが発生することもあります。
過去には、
世界的に需要が増えたために
木材が不足したり、
新型コロナが原因で生産ラインが
ストップしたために、
住宅関連製品の調達目途が立たず、
全国各地の現場で
引き渡しが遅れたこともありました。
最近は、
人材不足や働き方改革によって、
工期が長期化する
可能性が懸念されています。
今後はどうなるのか
気になるところです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。