家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

貸家を考える

ホームオーナーの資金術

買った方が得か、

あるいは借りた方が得か。

世の中が不安定になれば、

この疑問が常に浮かんできます。

戦争や災害、

物価高騰とさまざまな要件が、

この根本的な疑問に

つながっています。

この疑問を、

買う借りるという立場ではなく、

逆に、

家賃を取れるオーナーの視点から、

貸家のことを考えてみましょう。

日本の貸家

これだけ優遇されている貸家は、

どれくらい

建てられているのでしょうか。

1年間に建てられていると数は、

以下のグラフようになります。

注文住宅や分譲住宅を抑えて、

じつは貸家住宅がいちばん多く

建てられているのです。

そのように考えると、

日本には貸家が

あふれてしまいそうに思えます。

ところが、

日本にストックされている住宅戸数は、

以下のようになります。

注文住宅も分譲住宅は

住んでしまえば同じ戸建てとなります。

それにしても、一目の通り

貸家は戸建てに比べて、

ずっと少なくなります。

貸家はストックには

なっていないということです。

この2つのデータを見れば、

貸家は短い期間で

建て替えられていることが

想像できます。

約15年で元金を改修して、

さらに稼ぎ、

減価償却による節税効果が

効かなくなったら、

次の計画を進めたほうが良いと

資本家が判断しているのです。

しかも、

日本の貸家事情は、

住まい手にとって決して

良い環境とはいえません。

もっとも単純な、家の広さを

比較してみるとわかります。

日本は欧米各国に比べても、

格段に狭い家になっています。

驚くことは、戸建ての面積は

フランスやドイツと遜色がなく、

イギリスよりも広く、

日本の貸家だけが、極端に狭いのです。

狭くても高い家賃を払ってくれる人が

日本にはたくさんいて、

せっせと家賃を払ってくれます。

そして15年で元手を改修し、

しかも節税効果まであるのが

貸家の事業ということです。

消費税や建築費が上がっても、

合わせて家賃を上げれば

良いことです。

資本家であれば取り組まないのは、

損失でしかないと

考えるのも当然のことです。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。