家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
貸家を考える
買った方が得か、
あるいは借りた方が得か。
世の中が不安定になれば、
この疑問が常に浮かんできます。
戦争や災害、
物価高騰とさまざまな要件が、
この根本的な疑問に
つながっています。
この疑問を、
買う借りるという立場ではなく、
逆に、
家賃を取れるオーナーの視点から、
貸家のことを考えてみましょう。
物価高騰
令和の米騒動と騒がれるほど、
コメの高騰が続き、
小泉農相の登場でようやく
収まってきているかの
様相となりました。
この騒動を機に、
政府は米の生産量が
足りていないことを認め、
さらには増産にかじを切るという
世紀の大転換を図ろうとしています。
物価の高騰の話を聞くのは、
米だけではありません。
目立つのは1万4千品目を超える
食料品の価格が上がり、
エネルギー関連の価格も
上がっています。
エネルギーが上がれば、
輸送費が上がりすべての物に
影響が及びます。
その発端はコロナ禍の流通の途絶や
ロシアの侵略戦争に加え、
トランプ米大統領の関税政策など
世界的な経済状況の変化であり、
さらに円安による日本通化の低下や、
あっという間に広がった
人手不足が拍車をかけます。
ほんの少し前まで、
日本銀行は経済成長を促すために
年2%の物価高騰を目標として
経済政策を実施していたはずですが、
消費者物価指数は3.6%
(2025年4月前年比)を
超えています。
いつの間にか、
G7に中国や韓国を加えた
国々の中でも、
日本の物価高が
最高になっています。
その多くに食料品があるとなると、
必然的にエンゲル係数は上がり、
家計は苦しくなり、
日本は豊かな国から
凋落している感じがします。
収入増加に勝る対策は
ありませんが、
どれだけ国が音頭を取っても、
給与を支払う企業が
実行できなければ適わず、
未だに戸惑っている
中小企業も少なくありません。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。