家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

家の周りの風景

境界と家までのデザイン

戸建て住宅の最大のメリットは、

なによりも自分の土地に

建っていることです。

その土地を

さまざまな庭として活かせば、

さらに生活も豊かになります。

そんな敷地境界から

家までの間の活かし方のポイントは、

どこにあるのでしょうか。

庭があって家庭になる

昨今の住宅では、

省エネ性能が高く

過ごしやすい家が

求められる傾向にあります。

もちろんそのためには、

高性能のサッシを使い断熱材も

しっかりと検討しなければなりません。

しかし、

まったく同じ家であっても、

建っている家の周辺の環境が変われば、

過ごしやすさに

違いが出ることもあります。

たとえば、

窓先に樹木があれば、

風の流れも変わります。

その木が、落葉であれば、

季節によって

陽の当たり方も変わります。

夏には日除けになり、

冬には大切な太陽エネルギーを

家の中に取り込むという調整も、

庭の木がやってくれます。

特に夏の西日のエネルギーを

遮断するためには、

ゴーヤやキュウリ、

朝顔などの慢性の植物を植えて、

グリーンカーテンを作る

工夫もあります。

遮熱ガラスなどの

住宅部品の性能より、

夏と冬の条件の違いを

活用できるので、

さらに先進の省エネ住宅に

なるかもしれません。

こうした地上1mまでの気候を

微気候(びきこう)と呼びます。

家の周りの微気候を

取り入れることで、

家の性能も変わるのです。

家をリフォームするのと同じように、

庭をリフォームすることで、

微気候も変わり、

家の性能は同じでも、

過ごしやすさは変わりうるものです。

考えるほどに、

土地と家が一体となっている

戸建て住宅は、

奥深いものと思えてきます。

さらに、

家は年数がたてば、

古びてゆくばかりです。

その中でも、

住宅の性能はもっとも顕著です。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。