家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
初期費用を抑える方法と注意点
家づくりをするとき、
初期費用を抑えたいと思う方は
多いのではないでしょうか。
今回は、
その方法や注意点についてです。
■直接施工、自社施工を選ぶ
ハウスメーカーのように、
新築工事を下請け業者が行う場合、
施主は2社分の利益を
負担することになります。
一方、
初期面談から引き渡しまで全てを
自社で行う場合、
施主は、
初期費用を抑えられるだけでなく、
コミュニケーションが円滑なので
不安を軽減できます。
■頭金を減らす
頭金を減らすと、
目標額を達成するまで家づくりを
待つ必要がありません。
手持ち資金が減らないので
生活も安心です。
しかし、
借入額が増える分、
返済額や返済期間が増えます。
また、
借入額に頭金の分を
上乗せできないので、
予算が限られて
満足度が下がる可能性があります。
■火災保険料などを
住宅ローンに組み込む
金融機関によって若干異なりますが、
住宅ローンには、火災保険料のほか、
登記費用、不動産会社への仲介手数料、
引っ越し費用、地盤調査費用、
地盤改良費用、外構費用など、
さまざまな費用を組み込めます。
ただし、
組み込んだ分だけ借入額が増えたり、
土地や建物に使える予算が
減る可能性があります。
■ローコスト住宅を選ぶ
・建物の性能を低くする
・耐用年数が低い建材や設備を採用する
などの方法で
ローコストを実現している場合、
期待した快適さを得られなかったり、
メンテナンス費用がかさんだり
することがあります。
一方、
規格化や効率化、
無駄の削減などを追求して
ローコストを実現している場合、
自由度が減る場合はあるものの、
建物の性能は維持されます。
ローコスト住宅を選ぶ場合は、
どのような方法で
コストを抑えているのか確認しましょう。
■引っ越しは繁忙期を避ける
3月から4月は、
転勤や就職のため引っ越しが
集中する時期です。
そのため、
引っ越し費用は閑散期より
2倍以上高くなることがあります。
入居時期にこだわりが無いなら、
閑散期に引っ越せるよう計画を
立てると良さそうです。
今回は4つの方法についてお話ししました。
もしかしたら、
「いやいや、
値引き交渉という方法もあるよね」
と思われたかもしれません。
しかし、値引き交渉には
・建材の品質を落として
値引き分を補う可能性がある
・信頼関係を損なう可能性がある
などのリスクがあります。
造成済みの土地や建売住宅など、
値引きが品質に影響を与えない場合なら
リスクは減らせますが、
注文住宅の場合は
気を付けた方が良さそうです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。