家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
窓が家を決める
家は、雨風がしのげるだけの
箱ではありません。
内には人が住み、
より快適な環境を望んでいます。
光を入れ、風を通し、
時には人とのコミュニケーションを
成り立たせているのは窓です。
窓のつくり方ひとつで、
その家のデザインと性能も
大きく変わります。
窓が笑っている家
家の価値を判断するのにも、
じつは
窓は大事なポイントになります。
それを象徴する言葉が、
北米の人たちが
既存住宅を選ぶときに、
語られています。
良い家は、
『窓が笑っている』
と呼ぶものです。
既存住宅を購入して、
手入れをして価値を高め、
資産形成をする
北米のライフスタイルから
生まれてきた格言と思われます。
良い家を選ぶのには、
何よりも窓を見れば
判断ができるということです。
屋根や壁は、
多少傷んでいても、
自分たちの手で補修するのには
比較的容易にできます。
しかし傷んでいる窓を
補修したり取り換えるのは、
簡単なことではありません。
窓枠に手を加えれば、
躯体や水仕舞にまで影響が及びます。
しっかりとした窓がある家であれば
間違いなく立派な家に
生まれ変わってくれます。
『良い馬を見極めるのには、
歯を見ればわかる』
といわれるのと同じ感覚で、
良い家を見極めるのに
窓を見て確認しているのです。
また、
窓が笑っている家には、
幸せな家庭が築かれているという
イメージもあります。
窓辺をしっかり
ウィンドリートメントで飾りつけ、
大切に家を扱っている家族が
住んでいる家のイメージがあります。
窓に装飾的な
バルーンシェードが
かけられていれば、
シェード下部のふくらみが、
人が微笑んでいる口元の曲線と
イメージが重なります。
外から窓を眺めれば、
まさに窓が笑っているように
見えるのです。
それは窓が、
インテリアデザインとしての
大事な要素であると同時に、
エクステリアのデザインとしても
大きな影響を与えているという
意味でもあります。
重ねて、
家を考える上では、
窓はもっとも大切な部位の
1つなのです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」 私の使命です