家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
長生きするための教育と教養
健康で長生きするために
必要なことは、
人やモノや住まい等すべてのものに
共通しているのかもしれません。
その大切なキーワードが
サスティナビリティという言葉です。
日本語では「持続可能性」と
訳されることが多いのですが、
まだしっかりと
概念が浸透しているようには
思えません。
持続することなのか、
持続させることなのかによって
少し違ったものになります。
たとえば
メンテナンスフリーといわれるモノ。
経年による劣化や損傷が少ないので、
メンテナンスや手入れが要らないモノを
このように呼び、
持続的な使用ができ環境にも良いと
表現されていることが良くあります。
しかし、
組み合わせれば接合部ができ、
故障や汚れはそこから起こります。
逆に、
毎日のように手入れをすることは、
メンテナンスフリーとは
正反対のものですが、
多くは代々と
長く使われているものでもあります。
それを健康で考えれば、
もっと明確になります。
完全な健康は
本来あり得ないもので、
定期的な健康診断や
毎日の習慣によって守られています。
これを面白く話してくれたのは、
『頭の体操』の著者としても有名な
多胡 輝さんです。
健康で老いないためには、
「教育と教養」が
必要であると昔ラジオで語りました。
よくよく聞けば、
「今日行く所」と「今日やる用」
があることだといいます。
仕事につけば
どちらも欠かすことがなかったものが、
退職をして自分の時間が増えると、
この2つも少なくなります。
結局は毎日の積み重ねが、
老いを少なくし長く生きるための
ポイントであるということです。
つまり「持続性」とは、
「継続性」ということ。
メンテナンスフリーのように、
持続するものを選ぶのではなく、
継続させることの方が
長生き長持ちのコツであり、
“モノ”よりも“しくみ”なのです。
メンテナンスをなくすのではなく、
メンテナンスを
習慣にすることが
本当の健康につながります。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。