家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

幸せになる家

住み継がれる家の条件

家は家族が過ごす場所、

そして家は帰る場所、

そして家は

幸せがあふれた場所であるはずです。

だからこそ、

安心感や過ごしやすい快適な環境など、

家づくりにもこだわりお求めます。

そんな幸せになる家を求めて、

人はどのような考え方を

導いてきたのでしょうか。

アーバニズムの共通点

都市が田園かというのは、

それぞれの時代によっても

大きく変わります。

しかし、

共通点もたくさんあるようにも

思えます。

たとえば、

世界の歴史ある街並みを見ると、

路地を挟んで

家々は連なっています。

特に、

ヨーロッパの都市では明らかで、

むしろ戸建ての家を探す方が

難しいほどです。

「集まって住む」という

アーバニズムの原点が見えます。

じつは、

それは日本にも共通しています。

大規模な東京の再開発によって

発掘された江戸の生活は、

長屋での暮らしでした。

それどころか、

日本各地に残されている宿場町も

同様に軒を連ねて建ち、

いわゆる「町屋」の造りでした。

その名の通り

都市型住宅であったということです。

京都の街並みはまさに、

町屋造の代名詞でもあり、

どの地域にも

小さいながらの町屋という

都市がありました。

そして都市には、

さまざまな来訪者があります。

彼らをもてなし迎い入れるために、

土間があり、

出入りができるように

造られています。

アーバニズムの原点である

「集まって住む」ことに通じています。

日本の民家に縁側があるのも、

ヨーロッパのコテージの

アプローチにベンチが

置かれているのも、

いわゆる「集まって住む」

アーバニズムの思想を

垣間見ることができるのです。

一方、

この数百年の間に人類の化学は

大きく発展し、

想像以上のメガ都市を

築き上げました。

そして2050年には

世界の人口の約7割が

都市に暮らすようになるという

予測まで国連が発表しています。

一方で、

大きな都市は逆に

隣に住む人もわからない環境へと

変わってしまいます。

もちろん永住の考え方からも

遠ざかってしまいます。

皮肉にも都市化が進むにつれて、「

集まって住む」アーバニズムは

失われているのです。

そこで、

原点であるアーバニズムを

取り戻すように、

小さな都市づくりを考える

ニューアーバニズム

という運動が

アメリカから始まりました。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。