家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
幸せになる家
家は家族が過ごす場所、
そして家は帰る場所、
そして家は
幸せがあふれた場所であるはずです。
だからこそ、
安心感や過ごしやすい快適な環境など、
家づくりにもこだわりお求めます。
そんな幸せになる家を求めて、
人はどのような考え方を
導いてきたのでしょうか。
集落ができるとき
2021年に世界遺産となった、
北海道・北東北の縄文遺跡群は、
世界的にも注目すべき遺跡です。
縄文時代といえば、
農耕が始まる前の
狩猟採集生活の時代です。
人類が都市を築くようになるのは、
約1万2千年前に
農耕が始まることで人口が増え、
社会的な分業が生まれることが
始まりとされてきました。
しかし、
青森県三内丸山遺跡は、
狩猟採集民がつくった
最大級の集落遺跡です。
どれだけの人が住めば
都市といえるのか、
その定義は曖昧ですが
少なくとも縄文当時の三内丸山は
周辺の住民から見れば
大都会に見えたことでしょう。
同じ人類でも滅んでしまった
ネアンデルタール人と
私たちホモ・サピエンスとの違いは、
大きな集落をつくることの
違いであったと、
最近の研究で発表されています。
都市を作ろうとする
都市生活というアーバニズム思想は、
人の本能でもあるかのようです。
そして人が集まれば言葉が発展し、
分業も生まれます。
そして集落には、
環濠や櫓を建てるなどの
共通点が見られ、
おそらく祭りも
行われていたことでしょう。
大草原の小さな家とは違い、
アーバニズムには
永続的にこの地に住むという、
強い意志も感じられます。
実際に縄文遺跡には、
現代に通じる2千年ほどの歴史よりも、
ずっと長く安住をしていた
痕跡が残されています。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。