家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
ガレージ&カーポート
こだわりの見えるところ
家で暮らすためには、
さまざまなものが必要です。
家具や家電を始めとして、
自家用車も必要としている人も
多いはずです。
おそらく
家に収めなければならない物としては、
最も大きなものです。
ただ単に
スペースあれば良いのではなく、
家と一緒にしっかりと
考えておきたいものです。
自動車と家の関係
カラーテレビ・クーラー・カーという
3つの“C”にあこがれていたのは、
もうすでに大昔のことです。
今ではあって当たり前の時代です。
もちろん、この3つのCも
大きく変わってきました。
カラーテレビはデジタル放送で
ハイビジョンが普通になり、
さらに美術品の鑑賞までできるような
4Kテレビも普通になりました。
薄型テレビは、
壁に掛けられるように進化して、
家の中の暮らし方にも
変化を与えています。
殺人的な猛暑となる近年では、
今やクーラーも欠かせないものです。
昔なら風通しの良い家が理想でしたが、
省エネルギーの高断熱住宅は、
クーラーや暖房機のあることが
前提の家です。
そのクーラーの性能も、
家の性能以上に進化して、
できる限り少ないエネルギーで
効かせることができます。
テレビと同じように、
天井付近のどこかにエアコンがあるのが
普通のインテリアになっています。
車も同様です。
よほどの都心部にでも住まない限り、
自家用車は必需品となっています。
地方では、
一家に1台ではなく
成人に1台ともいわれるほどです。
もちろん車も、
性能だけではなく
デザインも大きく変わってきました。
しかし、
家との関わりで考えれば、
それほど大きく
変わってきたようには思えません。
確かに
プラグインハイブリット車(PHV)が
普及すれば、
駐車スペースの側には
電源が必要になります。
それでも配線があれば良い話です。
じつは意外と、
家の計画の中でも
カーポートやガレージを
真剣に考えることは、
あまり多くありません。
家の間取りを考えることと同じように、
車の居場所と使い方を考えることは、
大事なことです。
数々の事例を見ても、
カーポートやガレージに
デザインが行き届いている家には、
計画性を感じられます。
象徴的なのは、
日本よりもモータリゼーションが
進んでいるアメリカでは、
ガレージにこだわりが感じられます。
たとえば必要最低限の生活空間が
確保された上で、
プラスαの空間に何が欲しいかと聞けば
日本では和室という声が聞かれます。
それがアメリカでは、
ガレージという声になります。
日本人が家に求める
ゆとりの空間としての和室は、
アメリカ人にとっては
ガレージなのです。
そのガレージから
ベンチャー企業が始まり、
ガレージを舞台にした
映画のシーンもたくさん
作られています。
それは標準的なアメリカの
街並みにある家を眺めてみても
わかります。
もしかしたら日本の住まいづくりでも、
もっとガレージやカーポートのことを
考えてプランニングをすれば、
家づくりが楽しくなるかもしれません。
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。