家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

寒い時期の室内には、

隠れ脱水のリスクがあります。

みなさん。

一日の寒暖差が原因で

体調を崩す方もいるそうですが、

みなさんは大丈夫ですか?

さて、この時期は、

寒暖差の他にも

気を付けたいことがあります。

それは、『湿度』です。

秋から冬は、

湿度が低い時期が続きます。

暖房すると、

室内の湿度はさらに低くなります。

湿度が低い部屋には、

・口や鼻の粘膜が乾燥し、

  身体防御機能が低下する

・皮膚のバリア機能が低下し、

  痒みや炎症などの皮膚トラブルが起きる

・インフルエンザウィルスの

  活動が活発になる

・隠れ脱水

などのリスクがあります。

その中で、

今日は『隠れ脱水』についてお話しします。

みなさん、

乾燥した部屋に洗濯物を干すと、

湿度が高い部屋より

乾きやすいですよね。

同じように、

乾燥した部屋は身体の水分も奪います。

しかし、

寒い時期はのどの渇きに気づきにくく、

水分摂取量が減りがちです。

そのため、

気付かないうちに脱水状態に

陥ってしまうのです。

この状態を『隠れ脱水』といいます。

隠れ脱水の症状には、

・皮膚や髪の乾燥

・口の中のねばつき

・体重減少

・頭痛、めまい、微熱

・便秘、便秘の重症化

・倦怠感

・胃もたれ

・筋肉痛

・足がつりやすい、むくみやすい

・食欲不振

・ぼんやりする、集中力の低下

など、様々な症状があります。

もし、

「寒くなってから体調不良が

続いているな…」

「そういえば、最近は意識的に

水分補給をしていないな…」

という心当たりがあるなら、

あなたも隠れ脱水の状態かもしれません。

隠れ脱水を放置すると、

血流が悪くなったり

血液が濃くなる恐れがあります。

すると、

心筋梗塞や脳梗塞などの

リスクも高まります。

毎日を健康に過ごすため、

一日当たり1.5~2リットル程度の水を

こまめに飲むようにしましょう。

そして、

加湿器や洗濯物などを使って、

室内の湿度が40~60%を

維持できるように調整しましょう。

筋肉量が減ると、

体内に水を貯めておける量も減るので、

定期的に運動して

筋肉量を保ちましょう。

なお、

コーヒーや緑茶などの

カフェインを多く含む飲料や、

野菜ジュースなどの

カリウムを多く含む飲料は

利尿作用があります。

アルコールにも

利尿作用があることは

良く知られていますが、

ビールはカリウムも含んでいるので

利尿作用が特に強く、

1リットルのビールを飲むと、

1.1リットルの水を

失うと言われています。

みなさん、

これらの飲料を楽しむ時は、

水分補給量を増やして

隠れ脱水を防ぎたいですね。

本日はこれまでです。

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。