家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

古民家の魅力と再生

古民家は街の宝になる

ちょっとお洒落なレストランで、

古材を使ったインテリアを

よく見かけるようになりました。

また、実際の古民家を再生した事例も

各所にあります。

年数を経て積み重なれた風合いは、

新築では決してできないものです。

古民家も生き返る、

リノベーションの魅力と条件を

考えてみましょう。

古民家再生の技術

古民家再生の事例では、

家を再生して残そうとするのは

男性よりも女性の方が多いと聞きます。

親や自分が育ってきた家を、

ずっと残してほしいと

願うのだそうです。

反面、

家の快適さに敏感なのも女性です。

たとえ価値が高くても、

寒くて使いにくいままの家を

願っているわけでもありません。

古民家再生では、

暮らし方を変えるだけではなく、

家の性能を向上させる技術も

必要としています。

性能にかかわる共有部を

扱うことができないマンションと、

戸建て住宅の

リノベーションでは

大きく異なるポイントです。

この時の家の性能には、

主に耐震性や断熱性があげられます。

耐震性や省エネ性を充当する方法は

いくらでもあります。

たとえば白蟻の心配でも、

ちょっと驚く新技術があります。

スマホの性能が向上しているように、

センサー技術が向上し、

人の生体反応であれば

3m離れたところからでも、

皮膚の動きや振動から、

脈拍・呼吸数・体動がわかる

バイタルセンサーが開発され、

健康管理に使われています。

このような

センサーを応用させれば、

外壁材の上からでも

白蟻の生息を観測できるのです。

直す場所を

あらかじめ想定するのも

難しいことではなくなるかもしれません。

古民家再生の断熱性でも、

新しい壁の中や屋根・床下にも

断熱材を入れます。

そして肝心の開口部に

新しいサッシを取り付ければ、

断熱性は高まります。

最新のサッシは

断熱の枠だけではなく

ガラスの選択肢も含め

バリエーションも多く、

性能は格段に向上しています。

見た目は変わらない古民家のまま、

現代住宅と同等の寒さや暑さ対策が

施された家に生まれ変わるのです。

また、

耐震性も補強する設計と工事には、

いろいろな方法があります。

たとえば、

地震への強度は、

基本的には壁の量とバランスで

決まります。

またより強い壁を作れば、

壁の量も調節できます。

あらためて

必要な耐力壁を計算して補強すれば、

現在の基準に合わせた強度の家に

することができます。

問題は基礎の補強です。

古民家の場合には

基礎がない家も多く、

家をまるごとジャッキアップして

基礎をつくる方法などがとられます。

すでに決して特殊なことではありません。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。