家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

キャンペーン金利を選ぶ前に、

調べておきたいことがあります。 

みなさん。

今回は、住宅ローンの

キャンペーン金利についてです。

住宅ローンを取り扱う

金融機関によっては、

・指定期間内に申し込むこと

・指定する条件を満たすこと

などを条件に、

通常金利よりお得な

『キャンペーン金利』での融資を

行う場合があります。

金利だけを比べると魅力的ですが、

適用条件や内容によっては、

みなさんに

合わない場合があるかもしれません。

ちなみに、

優遇金利を受けるために

多くの金融機関で設定しているのが、

・給与振込口座に設定すること

・公共料金の引き落とし口座に

設定すること

という条件です。

金融機関によっては、

上記の2点に加えて

・普通預金口座の残高を指定額以上

 維持し続けること

・借入金額を〇千万円以上、

 借入期間を○年以上とすること

・ボーナス返済を利用しないこと

・WEBで申し込むこと

・指定業者・指定店舗を経由して

 申し込むこと

・金融機関が指定する電力会社や

 ガス会社の対象製品を設置すること

といった条件を求めている場合があります。

ですから、

キャンペーン金利の適用条件の

確認だけでなく、

・勤務先は給与振込口座の変更に

 対応できるか

・問い合わせはWEBのみか

 などの疑問点の解決も欠かせません。

ところでみなさん、

キャンペーン金利は、

「提示した金利での優遇期間は

当初1年のみで、

2年目以降の優遇率は縮小します」

と、優遇される期間や割合が

限定されている場合があります。

また、

固定金利より変動金利を

選んでほしい金融機関は、

「変動金利は1%お得になりますが、

固定金利は0.5%だけ優遇します」

と、金利タイプによって

優遇率を変えていることがあるので、

みなさんの返済計画に合うかどうか

見極めが必要です。

なお、

優遇の割合が大きいほど、

優遇期間終了後の

ダメージが大きくなります。

優遇期間終了後の金利や返済額、

支払い条件や借り換えについても、

念入りに調べておきましょう。

本日はこれまでです。

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。