家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

おうちの家計簿

国土交通省によると住宅の建設費は

15年度を100とすると、

21年度114.1まで上昇しました。

3,000万円だった家が

3,432万円。

なんと400万円もアップしている

というお話を書かせて頂きました。

マイホームを

検討されている方の中には、

そんなに上がっているのなら

「家を買うのはもう少し待つ方がいい」

と思われる方もいるかもしれません。

確かに家電や普通の商品なら

そうかもしれません。

でも、

家は違います。

理由1 価格は秋以降まだ上がる

不安をあおるわけでは

ありませんが、

住宅の価格は

秋以降にまだアップします。

なぜなら、

ウッドショック前に

輸入・ストックした

住宅資材・木材の在庫は

秋くらいまでしかないからです。

理由2 住宅価格はほかの商品とは違い、

1度上がったら下がらない

ええええ~!って、

思われる方がいるかもしれませんが、

住宅価格は、

今までの経験則でいいますと

一度上がった値段は、

ほとんど元に戻りません。

一般的な商品は

社会情勢が安定することで

競争の原理が働き

価格は下がるはずです。

ところが

もともと定価が無く、

1軒の家に1万点以上の

多品種の部材を使う住宅では

いくつかの部材の値段が

下がったとしても

簡単には価格転嫁しにくい

という特殊事情があります。

理由3 住宅購入適齢期を逃すかも?

35~40年という

長期住宅ローンを組んで

購入する住宅の

購入適齢期は30歳前後です。

そこを過ぎると

定年までに住宅ローンを完済できず、

100歩譲って

数年後に住宅が下がると仮定しても、

それを待つのは得策ではありません。

なぜでしょうか?

総額400万円アップは

確かに大きい。

でも

住宅ローンの月々の返済額に

換算してみると

11,288円のアップです。

(金利1%、35年返済の場合)

あなたの家計を

見直してみてください。

外食代、スマホ料金、

生命保険料、交際費、被服費… 

1万円ぐらい捻出できませんか?

あるいは来年、

1万円ぐらいのベースアップは

期待できませんか?

もし、

そうなら今は、

家づくりのチャンスかもしれません! 

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。