家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
肌に合う家学
人間の優れた皮膚感覚を家に活かす
人には、視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚
の5つの感覚があります。
その感覚器として、
目・耳・鼻・口・肌があり、
家に居ても、
この五感の刺激を受けながら
日々を暮らしています。
この中でも特に触覚を取り上げて、
家の快適さを考えてみたいと思います。
皮膚は考える
考えてみれば、
触覚をつかさどる表皮というのは
生物の中でも
もっとも原始的なものです。
今や現代生活を
変えようとしているウイルスも、
表皮があってはじめて
最小の個体として
存在することができます。
そして生物としての進化の過程で、
表皮の一部が光や音や匂いを
感じる様態として変化し、
目や耳や鼻ができました。
多くの動物は
この感覚器を進化させ、
皮膚にはバリア機能だけの
役割を残したのです。
人間は進化の究極の姿と
考えてしまいますが、
じつは
皮膚の進化だけでは別です。
たとえば、
猫や犬などの皮脂の主成分は
コレステロールですが、
人ではスクアレンという脂質です。
スクアレンは水を弾くので、
カワウソやビーバーなどの
水生に関わる動物が
環境に適合するために
皮膚に塗りつけています。
そのスクアレンを原料として、
コレステロールが作られるように
多くの動物は進化しましたが、
毛におおわれていない人間は
進化を止めてしまった結果、
皮膚の感度という利点を
大いに活用することが
できるようになりました。
じつは、
視覚・聴覚・味覚・臭覚は、
一方的な情報を
受容するだけですが、
肌の触覚は自分と他人を
区別して認識しています。
たとえば、
自分で自分の身体をくすぐっても
くすぐったくありませんが、
他人が行うと
くすぐったくなります。
手と身体の両方の情報が同時に入り、
自己を認識しているから
生まれる現象です。
自分が今、
ここに存在するという意識を
確認できるのが、
触覚なのです。
皮膚の感覚を
研ぎ澄ますことによって、
人は強い意識を手に入れた動物
となったのです。
そのよい事例が、
ウソ発見器で使われている
表皮電気です。
皮膚の表面と内部の電位差を測ると、
自分の意識以上の心理的な
変化が表れてしまいます。
肌には人の意識が、
直結しているのです。
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

