家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
住まい文化の栞
極東の清潔の国
中世の大航海時代、
ヨーロッパの船乗りたちは
未知の世界を求めて
アフリカ、インド、アジア、中国を経て、
ついには日本へと到達しました。
彼らはその長い航海の途上で、
寄港するたびに異なる風習や文化を目にし、
肌の色も衣装も生活様式も異なる人々に
出会いました。
裸で暮らす民を見て驚き、
顔立ちは異なれど理知的な学問を
発展させた国に感銘を受け、
やがて都市を築き大国をなす
「黄色の民」の存在に出会いました。
そしてさらに東の果てに、
自らの母国を凌駕するほどの
洗練された文化を持つ国——日本を
発見するのです。
日本に到着した彼らが驚いたのは、
その清潔さでした。
貴族のみならず平民に至るまで、
毎日のように湯を浴び、
身を清める習慣が
根付いていたことです。
ヨーロッパでは当時、
1週間に2,3度身体を拭く程度が
一般的であったことを思えば、
日本人の生活は格段に清潔で、
文化の高さを感じさせるものでした。
その光景を
ルイス・フロイスが
『ヨーロッパ文化と日本文化』
に記したことでも知られています。
室町時代以降には公衆浴場が現れ、
人々が身分を問わず湯に浸かり
語らう風景が生まれました。
これはアジア各国の中でも
特異な文化であり、
日本人が古くから「
清潔」を重んじる民族であったことを
物語っています。
その精神は今も変わらず受け継がれ、
現代の家庭には
ほとんどかならず浴槽があり、
湯をはって一日の疲れを癒す時間が
当たり前のように存在します。
日本はまさに、古来、
世界にも珍しいほどの
「入浴文化の先進国」といえるのです。
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

