家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
住まい文化の栞
オランダ人の住まい
ひとつの家に住むことは、
現代では当たり前のように
思われています。
しかし、
それが長い歴史の中で常に
そうであったわけではありません。
たとえば、一般住宅に
プライベートルームが
登場したのは、
世界的に見ても
近世になってからのことであり、
比較的新しい概念です。
その発祥とされるのが、
17世紀のオランダです。
当時のオランダでは、
子どもを家族の中心として
家庭生活を営む文化が
根付いていました。
現代の核家族のような形態が
すでに志向されており、
夫婦とその子供だけが暮らす
小さな家を持つことが
理想とされていたのです。
当時の
ヨーロッパ諸国と比較すると、
このオランダの家族観は
特異なものでした。
たとえば、
フランスなどでは子どもに
厳格な態度をとることが
一般的でしたが、
オランダでは
家族の絆と愛情を重視し、
子どもに温かく接する
風潮がありました。
こうした
オランダの家族観が分かるのは、
当時の記録によるものです。
オランダを訪れた外国人が
残した記述の中には、
オランダ人が
「子ども」「家庭」「庭」を
特に大切にしたと書かれています。
これはオランダ人自身の
自画自賛ではなく、
他国の旅行者が、
わざわざ記したものです。
しかし、
このような家族のあり方が
ヨーロッパの
他の都市へ広がるには、
18世紀を
待たなければなりません。
子どもを大切にすることが
家族にとって重要である
という考え方は、
極めて本質的なものです。
しかし、
現代では当たり前と思われることも、
近代前半までは
決して一般的でありませんでした。
一方、
その頃の日本は、
唯一通商が認められていた国が
オランダでした。
当時のオランダで
核家族の生活様式が
始まっていたのに対して、
日本において一般的になるのは、
戦後の高度経済成長期を
迎えてからのことです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

