家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
住まい文化の栞
続・フランス人の住まい
フランスの中流階級では、
子どもの数に比例して
住宅を新しく取得する
傾向があります。
日本でも、
子どもを中心とした「住まい」への
意識は見られますが、
それを裏付ける明確な
データはありません。
実際、
フランスでも中流階級より下の層では
出産の抑制と住宅取得が関係しており、
子どもが2人いる家庭で
住宅所有率も高く、
1人または3人以上の家庭では
所有率が低下する傾向があります。
収入が少ないため、
子どもの数が増えると、
住宅取得のための資金的余裕が
なくなってしまうのです。
日本では、
こうした階層別のデータが乏しいため、
実態が見えにくくなります。
平均化してしまうと、
結局「子ども2人」に所有率のピークが
あるようにしか見えません。
一方、
近年では少子化が深刻な
社会問題になっています。
数ある要因の一つに
「住宅事情」もあります。
そこで少子化対策として、
子育てしやすい住宅環境への
政策も実施されています。
住宅専門家ではなく
社会経済学者であるブルデューは、
住宅市場に関して
厳しい分析を行っています。
住宅は消費者にとって
技術的な評価が難しく、
文化的背景や金融業界、
政策までもが複雑にかかわるため、
他の一般的な市場とは異なる
独特の構造が形成されている
と指摘しているのです。
一戸建てへの強い憧れや、
住宅メーカーの広告手法、
分譲地の販売戦略、
営業マンの対応などを見ると、
学者分析を通じて、
日本とフランスの住宅市場の
共通点に気づかされます。
実際の住まいづくりよりも、
広告力のある企業のイメージが
強く印象に残り、
結果として
営業マンの数が市場シエアを
左右する側面もあります。
だからこそ、
住まいづくりにおいては、
広告や営業トークに流されない
冷静な目で企業を
選ぶことが求められます。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

