家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

屋根のはじまり

屋根から見える過去と未来

閉幕した大阪万博、

その象徴である大屋根リングも

話題になりました。

6万㎡を超える世界最大の

木造建築物としてギネスにも

登録された大屋根は、

どのパビリオンよりも

万博を象徴しています。

ひとつの建物を考えた時にも、

屋根はその建物の

最も目立つ場所に存在します。

それは、私たちが建てる家でも

同じではないでしょうか。

瓦屋根のはなし

瓦屋根は、

昔は屋根面に土を盛って

敷き詰めていました。

土を平らに盛るため、

屋根工事も左官の仕事でした。

また、瓦は焼き物ですから、

焼成段階で歪みも生じ、

一枚一枚微妙に形状も変わります。

よく癖を見極め、

まっすぐに平らに見えるように

並べる技術が必要でした。

時代とともに、

瓦を桟にかけるようになると

並べやすくなります。

瓦は重く運ぶのも大変なので、

元来は地産の瓦があるものですが、

和瓦には

3大瓦といわれる銘柄があります。

『三州(さんしゅう)瓦、淡路瓦、

石州(せきしゅう)瓦』で、

それぞれ産地である地域名が

つけられています。

三州は、

愛知県三河地方の呼称で、

物流の中心ということもあり、

日本で最大規模の

瓦山地になっています。

兵庫県の淡路瓦は、

美しいいぶし銀色の瓦の代表です。

石州は、世界遺産にもなった

石見(いわみ)銀山がある島根県の瓦です。

地元産の来待石を原料とする

釉薬を塗って焼き上げた

赤瓦が特徴的で、

寒冷に強く

近年ではロシアにも

輸出されていることが

ニュースになりました。

いずれにしても、

土器と同じように

何千年も前の地層から発掘され、

火災現場でも残されているように、

焼き物である瓦は

耐久性や耐火性にも強く、

屋根という日射や風雨などの

環境が厳しい場所には、

適した材料といえます。

その後、

木桟に引っ掛ける瓦も開発されて、

一般住宅まで広く普及し、

寄棟・切り妻・入母屋屋根の

どの形状でも建てられています。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。