家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
家の「骨」と「肌」
自動車や家電製品は、
実際に完成したものを見て買えます。
たとえどんなに複雑な部品を
数々組み合わせて作られていても、
完成品があって使うことができれば
何も不自由はありません。
住宅も、
マンションや建売住宅を
買うのであれば同じことですが、
注文住宅を建てようと思うと
簡単にはいきません。
そのかわりに自分のこだわりを
盛り込むこともできます。
家ができるまでもポイントを、
家を構成する部材に
着目してまとめてみました。
姿勢の良い家
木造の構造体を考えれば、
すっかり、
工業化住宅になっていることです。
しかし、
工業化やシステム化が進むことが、
必ずしも、最適になっているとは
限りません。
というのは、
昔であれば経験則を踏まえて
抑えられたことが、
コンピュータ内で組み上げて
何でもできるように
なってしまいました。
経験の浅いデザイナーが
無理のある住宅を描いても、
それなりに建ってしまうのです。
現代の技術を使って
システム上でエラーさえなければ、
現実に建てられます。
しかし、
家は耐久財として
長く使うべきものです。
特に構造材は長持ちして、
その部材を入れ替えながら、
時代に合わせて対応できる家が
理想の家になります。
たとえ新しく建てる時には、
エラーがなく建築できても、
将来に応用力が
残されていることが大事です。
それは、人の姿勢に
似ているのかもしれません。
骨格がしっかりと
正しく組まれて姿勢が良ければ
健康を維持できますが、
姿勢が崩れていては、
いずれ病気の原因となりかねません。
健康で長生きするためには、
正しい姿勢でなければ
ならないのです。
柱や梁の配置がシンプルで、
背筋のように通っていると、
長く使える家になります。
もちろん、
背筋が通った姿勢の正しい家の方が、
地震などにも有利に働くはずです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

