家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
コンセントを
安全&快適に使うために
寒くなると、石油ファンヒーター、
電気ストーブ、コタツ、
ホットカーペットなどを使うため、
コンセントの出番が増えますね。
コンセントが足りなくても、
延長コードやタップを使えば
何とかなるかもしれません。
しかし、
延長コードに足が引っかかって転倒したり、
容量を超えて使用したために発火したりと、
毎年のように事故が発生しています。
ところで、
現在の住まいのコンセントの数や
位置に満足していますか?
「コンセントを安全&快適に使うために」
■場所
築の打ち合わせでは、
家具や電気製品の配置をイメージし、
使いやすい位置に必要な数の
コンセントを計画します。
しかし、
電気製品を買い足したり、
部屋での過ごし方が変わると、
「ロボット掃除機を購入したけど
置きたい場所にコンセントが無い」
「部屋の模様替えをしたいけど
コンセントが隠れてしまう」
などの後悔をすることがあります。
・入居後に購入したい電気製品を
リストアップする
・一日の動きをシミュレーションする
などの方法で、
どこで何を使うか明確に
しておきましょう。
■アース線
アース線は、漏れた電流を
地面に逃がしてくれます。
漏電による感電や火災対策に効果的なので、
水回りや湿気が多い場所は、
民間規格の内部規定によって、
アース付きのコンセントが
義務化されています。
ところで、あなたのお宅には、
テレビ・パソコン・マッサージチェア・
ルームランナーなど、
アース線がついた製品はありませんか?
それらを使う場所にも
アース線付きのコンセントを設置しましょう。
新築後に必要になった場合、
施工業者や電気工事士に依頼すれば、
アース付きのコンセントに交換できます。
■コンセントを使わないときは
廊下のコンセントは
足元灯としても使えます。
玄関のコンセントは、梅雨時の除湿器、
工具や電動自転車の充電、
クリスマスツリーや電飾用などに使えます。
しかし、
念のためにと設置したものの、
あまり使わない場合もありますよね。
使わないコンセントには、
ホコリや湿気が入り込む可能性があります。
コンセントに安全キャップを付ければ、
それらの対策だけでなく、
子どものいらずら対策にも役立ちますよ。
■2口から3口へ
差し込み口が2つあるコンセントを
使っている知人が
コンセントの補修を業者に依頼したとき、
「せっかくだから
3口のタイプに交換しませんか?」
と言われました。
「少ないより多い方が良いかも」
と深く考えずに了承したものの、
そこで使いたいプラグは
大きめなので3つ同時に使えません。
交換して3年ほど過ぎましたが、
いまだに3つ同時に
使ったことは無いそうです…。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

