家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

屋根の革命 屋上利用

‘おそら’を手に入れませんか

毎年80万戸ほどの家が建てられていても、

全世帯の住宅数の2%にも足りません。

戸建て注文住宅ともなれば、

さらにその半分以下です。

近年になって家をつくるときの

自由度は大きく進化しましたが、

家のスタイルというのは、

なかなか変わりにくいものです。

でも、屋根は片流れが増え始め、

技術力も進み

緩勾配も可能になりました。

そこで、

屋上利用という屋根はいかがでしょうか?

アウトドアリビング

“出居”という言葉を、

見たり聞いたりしたことがありますか。

「でい」とか「でえ」と呼ばれ、

「座敷」とか「客間」を表す言葉です。

地域によっては、

“四つでえ”といえば、

大黒柱を中心にして

田の字型に座敷がつくられた家を

指すこともあります。

現代では、基本的には

室内の座敷を指す言葉ですが、

「出居」という文字は、

“アウトリビング“

と訳したくなります。

現実に寝殿造りの廊下や

庇の合間に作られたり、

庭上に設けられた臨時の間を

指すことから生まれた言葉です。

その意味では、

”アウトリビング“と訳すのが、

原典といえます。

中国の庭園でも日本庭園でも、

庭先に船を浮かべ、

音楽を奏でながら過ごすのは

至上の遊びでした。

アウトリビングという

新しいライフスタイルのように

感じるかもしれませんが、

逆に最も基本的な

暮らしの楽しみ方なのでは

ないでしょうか。

もちろん、

普通に広めの庭を手に入れれば、

アウトリビングを

楽しむことはできます。

しかし、

もし土地が狭くても、

屋上が利用できれば

諦めることはありません。

もしくは、

土地が広くてもコストを考えれば、

さらに屋上にプラスαの

アウトリビングを

考えることもできます。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。