家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
地盤改良しても
建物が傾く可能性はあります
みなさん。
家づくりの際は、
敷地のどこに建物を
配置するか決めた後、
その四隅と中央となる5か所の
地盤の強度を調べます。
これを地盤調査と言います。
地盤調査によって、
その土地が建物の重さに
耐えられないと判明した場合、
地盤を改良して、
建物をしっかり
支えられるよう補強します。
そのため、
地盤改良をした方は、
「我が家の土地は
頑丈になったから傾かないはず!」
と安心するかもしれません。
ところが、
地盤改良しても
建物が傾く可能性はあるんです。
その原因として、
・不適切な地盤改良工事
・地盤の変化(地震による液状化など)
・建物の施工不良
・建物の老朽化
・雨漏りや水濡れ
・シロアリ被害
などが考えられます。
建物が傾くと、
ドアや窓を開閉しにくくなります。
傾きがひどくなると、
壁に亀裂が入ったり
配管や配線が不具合を起こします。
そこで暮らす人は、
平衡感覚がおかしくなったり、
めまい、吐き気、睡眠障害などの
健康被害を起こすことがあります。
みなさん、
早期発見できれば補修費用も
健康被害も抑えることができます。
そのため、
「最近、窓が重くなったな…」
「家にいると体調が悪くなる気がする…」
などの症状に気づいたら、
地元の信頼できる
住宅診断業者に相談しましょう。
業者選びが難しい場合は、
自治体の無料相談窓口や
住まいるダイヤルなどに相談しましょう。
それらの窓口に相談すると、
地元の専門家を紹介してもらえたり、
不安を解決するための
アドバイスを受けることができますよ。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

