家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
お客さまを守るために
住宅を建てることは、
人生の中でも最も大きな投資です。
慎重に慎重を重ねて
検討しておきたいのは
当然のことです。
リフォームも
大切な資産である住宅に
手を加えることであり、
同様です。
そして消費者としての施主は
守られなければなりません。
選ぶ権利
どのようなものでも、
購入したり取引したりするのは、
最終的には
消費者の判断によるものです。
その意味では、
選ぶ権利が阻害されることは
少ないように思えます。
食料品では、
選ぶことができるように
情報を開示する活動があります。
ところが、
新築住宅の現場では、
以外にもこの選ぶ権利が
守られていないことが
少なくありません。
現場で建てる住宅は
1棟1棟違うものであり、
本来はどの業界よりも
自由に選択できるはずなのですが、
残念なことです。
もともと住宅はたくさんの部品が
組み合わされて建てられています。
その数は2万点以上といわれます。
しかもほとんどが
多くの建材メーカーが
製造したものです。
床材を選ぶのも、壁材を選ぶのも、
キチンや各種の設備を選ぶのも、
商品の数も建材メーカーの数も
覚えきれないほどあります。
消費者の方が掘り出し物の
情報を持っていることも、
珍しいことではありません。
ところが一部のメーカーでは、
商品によって使用などが定められ、
自社の持つ在庫の
オリジナル建材の中から、
選択することを
求められることがあります。
消費者の選ぶ権利は
狭くなってしまいます。
ただ、
それなりの理由もあります。
自由に選んだ場合には、
あまりにも選択肢が多いので、
あらかじめ選び出した推奨部品を
設定しているという理由です。
そしてカタログ等との
デザインイメージを、
損なわないための
顧客サービスでもあるとしています。
確かに、
こだわりのあまりない
部品では良いのですが、
どうしても
選びたいものもあります。
このような時に
「保証ができない」
というひと言で、
選ぶ権利を
奪われることもあります。
それがアレルギー性の
材料であれば、
選ぶ権利より
重視しなければなりません。
この時、
たとえば内装材の種類を
変えることで、
「保証できないことがある」
とはどのようなことでしょうか。
少なくとも、
住宅の性能まで大きく
損なわれるものばかりでは
ないはずです。
選ぶ権利を、
お客様と一緒になって
考えてくれる建設企業が
良い企業となります。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

