家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

太陽光発電の点検に関する

相談が増えています

国民生活センターによると、

太陽光発電システムの点検に関する

相談が急増しているそうです。

点検の義務化が始まった

2017年の相談件数は57件でしたが、

2024年度には

613件まで増えています。

みなさん、

「太陽光パネルの点検が法律で

義務化されたので無料点検しています」

と言われると、

「無料ということは、

詐欺の可能性があるかも…」

と警戒できますよね。

では、

「消費者庁からの依頼で点検に来ました」

と言われたらどうでしょうか。

実際には、消費者庁が

点検を依頼することはありません。

消費者庁のホームページにも、

『消費者庁から事業者に

太陽光パネルの点検を

依頼することはありません。

 一般の方から消費者庁に対し、事業者から

 「消費者庁からの依頼で

太陽光パネルの点検に来た」

 との電話についての情報提供がありました。

 しかし、消費者庁から事業者に

 太陽光パネルの点検を

依頼することはありませんので、御注意ください。』

と記載されています。

消費者庁以外にも、

省庁や自治体などの名称で

信頼感を演出する可能性があるので

注意したいですね。

ところでみなさん、

太陽光発電の点検は、

FIT制度を利用している設備に対して

4年に1回以上と義務付けられています。

(50kW未満の住宅用低圧太陽光発電の場合)

ちなみに、FIT制度とは、

再生可能エネルギーによって

つくった電気を、

電力会社が一定価格で一定期間

買い取ることを国が約束する制度です。

太陽光発電システムには、

一般的に10年程度の保証期間が

設定されています。

メーカーによっては、

有償で長期の保証期間を設定しています。

保証期間終了後も

有償での点検は依頼できます。

詐欺を防ぐだけでなく、

より信頼性が高い点検を受けるためにも、

太陽光発電システムを設置した業者や

メーカー以外からの案内については、

警戒した方が良さそうです。

本日はこれまでです。

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。