家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

奇跡の樹、日本の財

知るほどに使いたくなる魅力の木

木の文化と土の文化

同じ東アジアの文化圏である、

中国や韓国の社寺仏閣を比較すると、

真っ先に違いを感じるのは

軒の深さです。

この建物の違いを見るだけでも、

日本が雨の国であることが

分かります。

そして、

軒の出を深くするために

上手に木材を使いこなしてきました。

現に世界最古の

木造建築物は日本にあり、

中国や韓国には

木造建築物は多くありません。

日本が木の文化の国であれば、

中国は土の文化の国です。

建築物だけではなく、

仏像のつくり方も同じです。

日本に多く残されているのは

木像であり、

他国は塑像や乾漆像、

金剛像が多くなります。

これらは日本に入ってきますが、

結局、

日本では木像に落ち着きます。

また当初、

日本に持ち込まれた木像は

檀木でできていました。

やがて香木に近い材の

クスノキで造られるようになり、

平安中期にはほとんど

ヒノキに統一されます。

広葉樹の材から

針葉樹に変えるには、

加工するための刃物の扱い方や、

出来上がった像の造形も

変わるほどの変革でした。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。