家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
ハーフな空間
「変な家」とか「変な間取り」
という本が出回っています。
マドリを眺めることは、
意外と楽しいものです。
でも、平面的なつながりは
イメージできても、
立体的な空間をイメージするのには
ちょっと慣れも必要です。
じつは家の中には、
ちょっとした高さの工夫で活用できる
空間があります。
勾配のある小屋裏空間など、
マドリには表しにくい
ハーフな空間の活用です。
ハーフ収納
たくさんの
思い出に残りそうな空間を、
日本では蔵や納戸に描く人も
少なくないと思います。
ハーフな空間は
収納としての使い方も有効です。
普段は使わないような物や、
どうしても捨てきれないような物を
格納する空間です。
わざわざそのような
まとまった収納空間を造れば、
居住空間を狭めることにも
なりかねません。
こんな時に、
高い天井を必要としない
部屋があれば、
半分の高さを収納にして
面積に含まれない空間として
活用するのです。
たとえば、
キッチンやユーティリティなどの
水回り空間などの
上部や下部を
ハーフ収納にするのです。
暮らしの中では、
物はちょっと油断するうちに
とめどなく増えてゆくものです。
そして、
せっかくのインテリアも
あふれる物で壊されることも
少なくありません。
収納があることは、
こうした暮らしの質を
高めることに役立ちます。
吹き抜けのあるせっかくの
魅力的なインテリア空間を
実現しても、
暮らしの中で
維持できなければ
もったいないことです。
収納を計画しておくことは、
暮らしを支えるために
不可欠な要素なのです。
マドリに表すことのできない
ハーフな空間の使い道には
最適な選択ではないでしょうか。
じっくりマドリを眺めながら、
この隠された空間の活用を
検討してみてください。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。